メガネを作るときは眼科受診を
「視力が下がれば、メガネ店で直接作ってもらえる」 確かにそうですが…
一番大切なことは
視力低下の原因が、近視や老眼といった屈折異常によるものなのか、他の目の病気によるものなのかを診断することです。
もし目の病気があるのにもかかわらず、直接メガネ店で検眼し、メガネをかければ見えると安心していると病気の早期発見・治療が遅れてしまいます。
メガネを作る際には、まず眼科を受診し、目の病気の有無を確かめてください。
信頼できるメガネ店を選んで
「メガネはどこで作っても同じ」 と思っていませんか?
いいえ、違います!
メガネのレンズは透明で分かりにくいですが、度数の中心があります。それを目に合わせる必要があります。
無造作にレンズをカットして作っただけではだめなのです。
中心がずれている、度数があっていないメガネでは、見づらいだけでなく眼精疲労の原因にもなり、目の健康にもよくありません。
メガネは、目の健康に直接かかわる大切なものであり、視機能を補助するため日常生活には欠かせないものです。
からだの一部とも言えるでしょう。
ですから1人1人にあった調整がとても大切です。
価格だけにとらわれず、しっかりした技術のあるメガネ店を選んでください。
メガネ処方せんの流れ
@診察
まず診察を受けて頂きます。
目の異常や隠れた病気がないかを検査します。
視力低下の原因には、屈折異常だけでなく他の目の病気であることもあります。
A視力検査
視力や屈折の状態などを検査し、目の状況に応じた適切な度数を検査します。
今まで使っていたメガネがあれば、お持ちください。
Bフィッティング検査
テスト用のメガネフレームにレンズをセットし、実際の装用感を試し度数を決定します。
Cメガネ処方せんの発行
メガネ処方せん(有効期限は30日)を発行します。
信頼できるしっかりした技術のあるメガネ店を選んでください。
Dメガネの検査
できあがったメガネをお持ちください。
処方通りに作られているかを検査します。
使用中、見づらくなったり、少しでも目に異常を感じたら、お早めに受診して下さい。